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2009-02-28 Sat
空しい:そこを満たしているべき内容が見られない。
~僕とニコリ~

皆さんは生活必需品以外の物を買う時、
その物を「欲しい!」と思うキッカケは何ですか?
衝動的にピンと来たから?
憧れのあの人も持っている物だから?
それともなんとなく?

僕がそれに出会ったのは、最初雑誌の中でした。

雑誌には、
「過去に友達とお揃いで買ってお守りに持っていたら、
 何だか友達がいつも傍にいて励ましてくれるみたいで、
 無事に難関と呼ばれた受験も突破する事が出来ました。
 友達も大切に持っていてくれているみたいなので、
 これからも宝物です。」
と、それについての紹介文が載っていました。

僕はとてもそれに憧れて、
それを見つけ出して父親に買ってくれとねだりました。
買って貰ったそれを、僕は机の上に飾り、暫く眺めていました。

それから今に至ります。

最近何かと整理整頓していく中、埃のかぶったそれを机の上で見つけました。
昔見ていた程の輝きは、それにはありませんでした。
そして僕はそれを水を少しつけたティッシュで拭いて綺麗にしました。
それが綺麗になって行くに連れ、次第に空しくなりました。
僕は、雑誌でそれに出会ったあの時、本当は何に憧れていたのか分かってしまったからです。

僕は、
別にそれそのものが欲しい訳では無かったのです。
僕は、
きっとあの雑誌に載っていたそれの思い出が欲しかったのです。

それは、
友達とお揃いで買ってお守りにしているその人が持っていて、大切にされたからこそ輝きました。
それは、
僕が一人で真似をして同じそれを買ったって、手に入るものじゃなかったのです。

分からない。
何が本当に大切な物なのか。
他人の目には見えない付加価値をどんなに欲しても、僕の手には入らない。
何かをお揃いで買うとか、誰かからお揃いを貰うとか、そんな事、過去の僕にはあったかな。
そして、あったとして、その物を今も大切にしている事が、今の僕にはあるかな。
無い。
だって僕はまず「お揃い」とか、意識した事が無い。
今意識して初めて、雑誌に載っていたそれの持ち主が羨ましい。

僕は綺麗に磨いたそれに、「二コリ」と名付けました。
二コリは、昔から今にかけて、机の上で、そんな僕をきっとずっと嘲笑ってきたに違いない。
僕に大切にされない事を恨みながら。
そして、これからも。

ニコリ
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